RPA 実践編 コツや基本機能が一通り分かる複数アプリを操作する

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おしまいに

ここまでで、今回の RPA の作成は終了となります。読むだけでも大変だったと思いますが、実際に手を動かして実行しながら試してみると、より理解が深まると思います。

特に実際に手を動かしてみてほしいのは、画像検索でのループを使って、画像が表示されたかという部分と、同じくループとファイルの存在確認を使ってダウンロードが完了したかどうか判断する部分となります。

こういった、ファイルの処理やネットワークの処理が完了する部分は、本格的なプログラミングでは「非同期処理」と呼ばれます。 RPA は、ある意味では全てが非同期処理のため、簡単なプログラミングより難しくなってしまう部分があります。一方で、本格的なプログラミングではバグのもとになって許されないような、「一定時間経ったら、大体終わっているはずだから処理を継続する」でも十分な面もあります。

しかし、ループを使って処理の完了を待つ、ということが自分で作れるようになると RPA 作りとしては中級以上と言っていいと思います。

今回の RPA は、手動で操作しても、実のところ5分もかからない程度の作業量でしかありません(早い人なら3分もかからないでしょう)。それを考えると RPA を作るほどではない……と思うかもしれません。しかし、それが毎日になれば2週間で1時間、1ヶ月働けば2時間にもなります。

なにより、本文中に書いた通り、「よく使う表現(外国語会話みたいですね)」をいくつも登場させていますので、この RPA を作るのに時間がかかっても、次の RPA はもっとスムーズに作れるようになります。是非、長さに躊躇しないで試してみて下さい。

なお、この記事の作成には3ヶ月以上がかかりました。中小企業診断士の実務補習があったことや、その後、研究会に所属したこともありますが、次はもう少し早く、役に立つ情報をお届けできるように頑張りますね。

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