あなたのプログラマーのイメージはどんな人ですか? エリート? 高給取り? スマート? 渋谷や六本木に勤めている? 今ならテレワーク主体かもしれません。
そんなプログラマー・ITエンジニアに最短の期間で転職がしたい? でも未経験だし文系の教育しか受けていないし不安?
未経験からでもプログラマーになることは可能です。「でも、仕事をやめて転職して、やっぱりダメかもと思うと不安だよ!」「英語の成績そんなによくなかったのに、コンピューターの言語なんてもっと難しそう!」たしかにそれはそうです。ですが、
未経験からでも、プログラマーに転職できます。それも、短期間で。
そこで、未経験でもプログラマーに転職してやっていけます。そして向いている人について解説したいと思います。向いている人に当てはまらなくても大丈夫。向いている人の特徴を真似すればいいのですから。
- とにかく最短でプログラマーに転職したい人
- 未経験だけどプログラマーに転職してやっていけるか不安な人
- 実はプログラミングを独習したけど、仕事で使えるか不安な人
- 誰かにプログラマーになれるか相談したい人
- 独学でPHPを身につけてWebエンジニアとして社会人デビュー。その後も趣味で色々な言語を学び、経験言語数は2桁越え
- 現在も半エンジニアとして活動
- 中小企業診断士(登録予定)者として様々な業種の様々な職に精通
- 最近のプロジェクトはnode.jsでフロントエンドもバックエンドも開発
短期間でプログラマーになっても大丈夫な理由
プログラマーとは、どんな仕事か?
プログラマーとは、細かな区別はいろいろありますが、一口で言ってしまえば「プログラミング言語を使い、コンピューターにさせたい動作を記述する人」です。
プログラミング言語はおそらく、現時点でもおそらく数百種類を越えています(実験室レベルを含めれば)。
そんな数より重要なことは、プログラミング言語の中には、人間に優しい、習得しやすいものと、人間にあまり優しくない難しいものの2種類があります。
そして、今の流行は人間に優しい、習得しやすいプログラミング言語です。そのため、働きながら覚えるということも充分に可能です。
「趣味レベルならともかく、仕事とするのが難しい……」なんていうのは、すでに過去の話かもしれません。
プログラマーの収入
求人情報提供サイト(厚生労働省)によると、ハローワークでの求人賃金は、全国で平均31.5万円、東京都で24.5~42.8万円とかなりの高額です。
短期間で転職をして収入を上げたい! という方には魅力的な数字ですよね。もちろん、これはハローワークでの求人賃金ですので、転職時は今より少し下がっても、経験を積むことで生涯賃金を大きく伸ばすこともできるかもしれません。
また、プログラマーの平均年収は、20代後半から30代前半の転職適齢期においては、300万円台後半から400万円台前半、ざっくり見積もって410万円ほどだと言われています。これは全体の平均年収と比較しても高い水準と言えるでしょう。
未経験からいきなりこのくらいの年収に転職できたら、生活が一変することが想像できます。
副業案件が多数ある
いきなり就職してしまったら、実務についていけなくなりそうで不安! という方もいると思います。
しかし、後でプログラマーに必要とされる能力という項目で解説しますが、プログラマーに求められるのは、なにより成長し、新しい技術や環境についていける能力です(キャッチアップする、なんて言います)。
昔だとひとつの会社に勤めながら能力を高めるのはなかなか難しかったですが、現在だと副業の募集として、個人でもできる小さなプロジェクトの募集が、クラウドソーシングサイトに多数登録されています。
最初、自信がないときは本当にかんたんなプロジェクトから参加し、後々実力がついてきたら最新のテクノロジーにキャッチアップする目的でクラウドソーシングを活用する……といったことも可能です。
もちろん、その分収入も上乗せされます。
実は未経験から働いている人が全体の3割近く
上図は厚生労働省の「職業情報提供サイト」より引用した、「実際に働いている人が必要と考える入職前の実務経験の期間」です。「特に必要ない」が3割近くいますね。また、「わからない」も同じく3割近くいます。
かなりの人が、就業には実務経験はそれほど必要ないと考えていることが分かります。
では、訓練期間が長くないといけないのでしょうか?